Introduction

自分の写真
2010~2012プロアドベンチャーレースチームTeam EASTWINDメンバー(トレーニング生)として活動、2012年9月選手引退。 アウトドアライフ・スポーツの様々な楽しみ方、大会・イベント情報、和木香織利の私生活(IN&OUTDOOR)日記。2013年6月11日、第一子の女の子を出産し新たな人生のステージが始まりました。
Ex-Adventure Racer of Team EASTWIND(2010-2012), officially retired as a racer in September 2012. Introducing ways to enjoy outdoor activities, race and event information, and my private indoor&outdoor daily life.

2013年6月25日火曜日

産後2週間

今日で生後2週間のあかりちゃん
既に寝方がオッサンっぽいのは母親譲り・・・?

まだまだ体力のないあかりは一日の大半を寝て過ごしている。
3~4時間おきにお腹が空いて目を覚まし、おっぱいを飲みながらそのまま寝てくれるのでいまのところ手がかからず、とてもいい子ちゃん。
起きている時間も、何も不満が無ければおとなしく目をキョロキョロさせている。


さて、妊娠中12キロ増えた体重は、出産直後(産後3日目)は5キロしか減っていなかった。
赤ちゃんが約3キロ、胎盤や羊水などで2キロということ。
そして退院時には更に1キロ減。
元の体型に戻るまでに半年はかかると聞いているので、焦らず「母乳ダイエット」の効果に今後期待したい。

母乳をあげているときは一日700kcal普段より多く食べても体重は増えないらしい!
が、そのとおりに食べてしまえば減るものも減らないわけで・・
その上まだ外出は出来ないので、殆ど身体を動かしていない。

今はあかりと一日中家(実家)で過ごしているので、テレビの体操番組を見ながら軽く身体を動かすのが日課。

帝王切開して2週間、ようやく少しずつ家事が出来るくらいに体調は回復し、傷口の違和感も普通に生活している分には殆ど感じなくなった。

もうちょっとでパパが待つおうちに帰れるかな~(^^) 

2013年6月13日木曜日

無事出産しました The happiest day of my life!

一昨日の2013611日午後310、逆子のため予定帝王切開で第一子の女の子を出産しました。
I'm pleased to announce that two days ago at 3:10pm on June 11, 2013, my baby girl was born by cesarean section because she was in breech position. 

妊娠372日目だったので元々の予定日よりも3週間早く赤ちゃんに会うことができた。体重は2985g、生まれてすぐに目を大きく開けてキョロキョロしていた。
She arrived three weeks earlier than the original due date, weighed 2985g, had her eyes wide open when she came to the world.


赤ちゃんに会うのはすごく楽しみだったが、やはり手術はかなり緊張した。
手術前日から点滴を何本もして当日は絶飲食、浣腸で腸のなかを空にし、尿管を入れ、手術室に入り脊椎硬膜外麻酔(局所麻酔)のために背中にチューブを挿入・・・
一連の作業はわかっていても緊張するもの。
しかし良かったのは、病院側は患者の私を安心させるために最大限の配慮をしてくれたこと。

To be honest I was pretty nervous to have c-section, even though I was really excited to meet my baby at last. I was given quite a few IVs from the day before, wasn't allowed to eat or drink anything at all on the day of the operation, had an enema and urinary duct ready (TMI!?), a tube inserted in my spine for local anesthesia...  These steps made me nervous, but the doctors and nurses did everything they could to make me feel at ease so I knew I was well taken care of.  

麻酔科の先生が私のすぐそばでずっと付き添い、声をかけてくれていたし手術中も様子を説明してくれていた。それに元々出産予定だった助産院のみどり先生も一助産師として手術に立ち会って、術後も夜遅くまで私に付き添ってくれていた。

夫もビデオカメラを片手に手術に立ち会ってくれたので、赤ちゃんと初対面のシーンはビデオに納められている(はず)。(旦那は私の頭の横にいてくれたので、胸から下は見えない)
局所麻酔なのでしっかりと意識はあるし、痛みは感じないものの引っ張ったり押したりという感覚はハッキリとわかる。手術が始まって10分ほどで、グイグイとお腹を押したり引っ張ったりされていたらあっという間に赤ちゃんが出てきた!赤ちゃんの状態を確認してそれから5分後ぐらいで異常もなく、私の顔の横に赤ちゃんをつれてきてくれた。

My husband Takenori stood by my side (by my head to be accurate so he couldn't see what was going on under my chest!) with a video camera in his hand to capture the very moment.
Thanks to the local anesthesia, there's really no pain at all but I could still feel the doctor pushing and pulling around my belly, and not even 10 minutes after the operation started, the baby was taken out! I saw the baby came out, they checked her condition from head to toe and about 5 minutes later, they brought her to my face so I get to meet her.

その時の感動といったら!!
今までも過酷なレースなどで数多くの感動を味わってきたけど、この感動はまた完全に違ったものだった。

「よく出てきてくれたね、突然出しちゃってごめんね。」
そんな気持ちで自然と涙が溢れ出た。キレイな顔立ちをしていて、五体満足で生まれてきた。ほっとした。

What a wonderful feeling it was. 
I had experienced quite a bit of the "wonderful moments" through adventure racing etc, but this one was nothing like any of them. 

I just wanted to say to my baby "Thank you for coming out, and I'm so sorry we took you out of my belly all of the sudden". 
And I cried, and was relieved to know she had a beautiful face and able-bodied.

それから30分ほど後処置中は薬で眠りについた。目が覚めたときはまだ手術室で色々と終わって先生に「ありがとうございました」と挨拶することができた。その後「回復室」に運ばれて、意識が朦朧とする中麻酔も覚めてきてお腹の痛みを感じ始めた。
「めちゃくちゃ痛いです・・・これはやばいです。」なんて言っていたら
みどり先生が赤ちゃんを連れてきて私の脇に寝かせてくれたとたん、お腹の痛みはすべて吹っ飛んだ。

I was put to sleep for about 30minutes while they took care of my cut, I was still in the operation room when I awoke and got to thank the doctors. I was transferred to the recovery room and started to come around from the anesthesia and feel a LOT of pain.
The pain was so bad that I knew it wasn't going to be easy to get through...
They brought the baby to me then and all the pain just went away right away!

それからは入れ替わり立ち代りで旦那、母、姉たちや姪っ子甥っ子が回復室で赤ちゃんとご対面。
その日の夜は回復室で過ごした。昨日(術後一日目)の昼間に立ち上がって病室へ自力で移動(これがまた大変だった・・)、今日の昼からは常食が再開されて痛みも日に日に、というより時間が経つにつれて良くなってきている。
今日はこうしてブログを書けるぐらい元気だし、赤ちゃんも部屋に連れてきてもらって一緒に過ごせている。
今日から授乳も開始。

My husband, moms, sisters, nieces and nephew came to see me and the baby. I spent the night in the recovery room, and in the next day (yesterday) I was already standing up and I walked back to my room. (It wasn't easy though!) I started eating normal meals from today's lunch, and feeling better not day by day, but minute by minute. Today I'm feeling well enough to write a blog like this and spending time with my baby girl in my room. I started breast feeding today too.

ところで、この病院(あおばウィメンズホスピタル)にはスゴイ分娩室がある。
その名も「COCOON」。分娩室の天井や壁がスクリーンになっていて、心地良い映像と癒し系の音楽とアロマの香りが漂っている。世界初の設備らしい。私の帝王切開もCOCOONでの手術となり、これがめちゃくちゃ良かった。
COCOONが作り上げる雰囲気と音楽のお陰でなんとも穏やかな気分でいることができた。

COCOONの設備がなかったら、殺伐とした手術の雰囲気だったと思う。 

By the way, in this hospital Aoba Womens Hospital in Yokohama has this really amazing delivery room called the "COCOON". The walls and ceiling turn into a screen and they play healing images and music with aroma scent! Isn't that cool? 
I had my c-section in the COCOON and they did the whole magic, and I must say it really worked and helped me feel at east during the operation.  
The room would have had just an ordinary "operation room" atmosphere that make you feel nervous if it wasn't for the cool COCOON magic.



家族写真第一号!回復室にて。
Our first family photo!

最後の最後まで決め兼ねていた名前は、「あかり」に決定。
みなさま、佐藤あかりをどうぞよろしくお願い致します。

We didn't know what to name her til yesterday and finally decided on "AKARI" (means Lights).

2013年6月11日火曜日

妊娠37週2日 いよいよ帝王切開での出産

昨日の午前中、予定通り「あおばウィメンズホスピタル」に入院した。

まずは超音波で赤ちゃんが逆子のまま変化無しと確認、推定体重は約2700g。
心音良好で元気!

昨日の昼食はダイニングルームにて他の妊婦さんや出産を終えた方たちと楽しく会話しながら食事をさせて頂き、夜は病室(個室)で手術前最後の食事を摂った。

私は助産院で出産予定だったのが逆子ということで、必然的に助産院が提携しているこの病院での出産となった。自分で選んだ病院じゃないけど今のところ「ここで良かったと!」と思う。

食事も美味しいし、病室(トイレ付きの個室)もとてもキレイ。
と、いうか病室という感じじゃなく家のベッドルームという感じ。
看護師さん、助産師さん皆さんとても親切。清潔感があるのがなによりも良い。

「帝王切開だからもう体重気にしなくていい♪」なんて呑気になって入院前は悔いの無いように(?)たくさん美味しいモノを食べたので、もう思い残すことはない!笑
こんなに全く運動せずに罪悪感も無く、「食っちゃ寝」生活をすることなんて人生で2度と無いんじゃないかな・・・

でも、やっぱりしっかり運動して美味しいものを食べたほうが格段に美味しいのは確かだと思う。

今日は絶飲食、午後手術、明日は流動食とお粥、明後日の昼から常食に戻る。
これで少しは体重減るかな~?
これを機に「ダイエットモード」に自分自身を切り替えて、出産後最初のうちにしっかり体重を落としたい。

さてさて、いよいよ妊娠生活もあと2~3時間で終わろうとしている。
普通分娩だとこんな呑気にブログを書いている場合じゃないと思うけど、先ほど看護師さんから「もう手術まで何もやることないから、ゆっくり過ごしていてくださいね」と。

妊娠がわかってからというもの、振り返れば永遠に語ることが出来るほど色んなことがあったし、当たり前のように起こっているように見える「妊娠」という現象は、言葉では表せないほど神秘に溢れていた。

自分の体内で、完全に自分に依存しながら「人が一人育っている」という、今までにない責任感。
この私のなかの小さな「人」が私だけでなく、周囲に与えている影響も絶大だ。

私と夫だけでなく、皆が楽しみにしてくれている。
ふと、「私が生まれたときも、皆がこうして楽しみにしてくれてたんだな」と今になって感じる。

もうすぐ手術、色んな思いが駆け巡っている。
まだ何が起こるか分からないし、とにかく今は無事に生まれてきて欲しいの一心。
そして退院して、しばらく横浜の実家でお世話になって、川崎の自宅に帰ったときにやっとホッとするかな・・・

2013年6月5日水曜日

月刊「遠州」エッセイを掲載して頂きました

総合茶道雑誌、月刊「遠州」6月号にてアドベンチャーレースの記事を執筆させて頂いた。

なぜ茶道雑誌?! と思いますよねぇ・・
遠州の「無茶有茶」というコーナーで、毎号茶道とは全く関係の無いジャンルのエッセイを掲載されていて今回執筆依頼を頂いた。
アドベンチャーレースに興味を持って頂いて嬉しい限りだし、茶道とは関係ないかもしれないけど必ず誰もが共感できる素晴らしさやワクワクを与えてくれるのがアドベンチャーレースなので有り難く書かせて頂きました。

題名は「人間力が試される競技、アドベンチャーレース」。
2011年に出場したパタゴニア・エクスペディション・レースでの出来事、私が肋骨骨折してしまったためにリタイアするか、チームとして決断しなければならなかったときについて2ページに渡るエッセイ。

書店で見かけた際には、ぜひご一読いただけると嬉しいです。

2013年6月2日日曜日

妊娠中の鉄分補給アイテム


私の友人であり、世界トップのウルトラランナーであるクリッシーのスポンサーであるアメリカのフローラ社が取り扱う「フローラディクス」という鉄分サプリドリンクを紹介してもらった。

妊娠中は非妊時よりも約2倍の鉄分が必要で、妊婦さんの貧血は本当によくあること。
私は貧血まではいかなかったけど、今思うと妊娠中に必要な鉄分が摂れていなかったと思う。
選手の頃から鉄分摂取には特に心がけていたつもり(それまで食べれなかったレバーも食べるようになった)だけど、食品だけで十分な鉄分を摂ろうとするとすごく大変。
やはり普段から鉄分サプリは飲んでいた。

妊娠7ヶ月でフローラディクスを飲み始めて、「疲れにくい」と体感できる体調の変化が現れた。それからというもの毎日欠かさず飲んでいる。
おかげで血液検査でも貧血のテストにおいて優秀!

選手の頃から知っていたら、飲んでたのになぁと今更思う。 笑
勿論クリッシーもフローラディクスを愛飲している。

クリッシーから紹介を受け、日本の代理店フローラハウス社のインタビューを受けることに。その誌面が5月31日に公開された。

フローラハウスの『九段の森から』より。

↓ 拡大版


因にこのフローラディクスという鉄分ドリンク、濃縮フルーツジュースの味で飲みやすい、というか凄く美味しいので毎日続けることが出来ている。

妊娠中の方やアスリートだけでなく、普段から疲れやすいと思う方には特におすすめの鉄分サプリ。 ぜひお試しあれ!


帝王切開ほぼ決定

帝王切開のスケジュールが決まった。

35週5日目の昨日、これまでお世話になってきた助産院の院長先生の付き添いのもと病院で診察を受けた。助産院で出産が出来なくなった今、それでも助産院の院長先生は「じゃ、病院に行ってね」と私をただ見放すことはなく、外回転のときも今回の病院での診察も同行してくださった。本当に心強く有り難かった。

赤ちゃんは現在2530gで大きさは問題無し。
心拍もいいし胴体もしっかりしているとのこと。(安心!)
やはりお尻が骨盤にはまっているようで、先生も「これでは外回転をやっても無理でしょうね」、と・・・
これ以上待っても回ってくれる見込みはなさそう(可能性ゼロではないが・・)、ということで帝王切開をする方向で手術の日程が決まった。
万が一、お腹にメスを入れる直前にでも逆子が直った場合は助産院に戻り自然分娩が出来る。先生の経験上、帝王切開のための麻酔をしたら逆子が直り、自然分娩が出来た妊婦さんはこれまでに一人だけいたという! 

元々の出産予定日は7月1日だけど、時間が経過すれば破水などで緊急帝王切開になる恐れもあるということで37週目の6月11日に手術をすることが決まった。

あと1ヶ月あると思っていた妊娠生活、あと2週間弱!
もう出てきて欲しいなと思っているので、帝王切開でも本当にもうすぐ赤ちゃんに会えると思うと嬉しくてワクワク。
あと1ヶ月あると思うとまだ先のようだけど、再来週の火曜日となると「えっ、もう?!」という感じだ。

6月10日に入院、11日に手術し順調に行けば1週間後の18日には退院予定。
明確な予定が立つのは帝王切開のメリットかもしれない。
旦那も仕事を調整して、入院と手術は付き添ってもらえるし。

あと2週間も無いと分かった今、出産までに残った時間で「如何に美味しいものを食べるか(外食)」を考えている今日このごろ。
出産したらしばらく外食は出来なくなるので・・・

明日は早速、焼き肉食べ放題に行く予定。